koumori of ogasawara

オオコウモリ

オオコウモリ(大蝙蝠、英語 megabat)は、コウモリ(コウモリ目、翼手目)の1グループである。大翼手類(だいよくしゅるい、Megachiroptera)。オオコウモリ上科 (Pteropodoidea) オオコウモリ科 (Pteropodidae) の1上科1科を構成する。さらに伝統分類ではこの上科のみでオオコウモリ亜目(大翼手亜目)を構成してきたが、系統分類ではYinpterochiroptera亜目の一部となる。

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特徴

指の間に張った膜の翼で空を飛ぶ、いわゆるコウモリであるが、大型のものが多く、翼を広げると2m に達するものすらある。コウモリといえばココウモリが頭に浮かぶが、翼以外の特徴はかなり異なる。
特に、小型コウモリが反響定位によって飛行し、そのために目は小さく、耳がよく発達するのに対して、オオコウモリ類は視覚に頼って飛行し、そのため目が大きく、耳は小さく、一般的な哺乳類の顔に近い。英名で Pteropus 属を flying fox 「空飛ぶキツネ」というのがうなずける顔立ちをしている。
多くが熱帯に分布し、日本では琉球列島と小笠原諸島に分布する。
中国南部に生息するコバナフルーツコウモリ(Cynopterus sphinx)のメスはオーラルセックスをすることが報告されている。

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分類学的位置づけ

伝統分類では、コウモリはオオコウモリ亜目(大翼手亜目、オオコウモリ)とコウモリ亜目(小翼手亜目、ココウモリ)の2亜目に分けられてきたた。しかし2000年、分子系統により、コウモリ亜目は側系統でだとわかった。またその系統に基づき、オオコウモリ亜目はコウモリ亜目の一部と共に新設亜目Yinpterochiropteraに分類しなおすことが提案された。


オリイオオコウモリ(折居大蝙蝠):野生獣
 オオコウモリ科の哺乳類 沖縄島とその周辺離島に分布 方言名:カーブヤー
 オリイは、オリイコゲラというキツツキ科の鳥もいるので、おそらく人名だと思われるのだが、本種の学名にはKurodaと付いている。Kurodaは黒田という人名と思われる。発見者が折居さんで、分類したのが黒田さんなのかもしれない。正確なことは不明。本種の分布は沖縄島、古宇利島、平安座島、浜比嘉島、瀬底島、水納島となっている。これから北にエラブオオコウモリ、東にダイトウオオコウモリ、南にヤエヤマオオコウモリ、さらに南にタイワンオオコウモリの各亜種が生息する。
 頭胴長23センチ、前腕長13〜14センチ。植食(草食)性で、文献にはフクギの実やミカンなどを食べるとある。近所の者たちは、モモタマナの実を好んで食べ、マンゴーの実も食べている。職場のミカンも知らないうちに食われているかもしれない。『沖縄大百科事典』に「日中は樹木にぶら下がって休んでいて、日没前後から活動を始める。」とあって、確かに私も、夕暮れから夜に掛けて多く見ている。ただ、まだ明るいうちに見たことも数回ある。全くの夜行性というわけではないようだ。

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オガサワラオオコウモリ

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クビワオオコウモリ

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オキナワオオコウモリ

提供 折居健二